寒波襲来
寒波が来る来ると言われ、24日の午後は
「ほんとに寒波来るのかな」
と思いながら仕事をしていると、3時ごろから雨が雪に変わり、5時には猛吹雪になり、アッという間に一面真っ白に。
6時に職場を出て、バスに乗っていつもなら5分で着く京都駅まで30分かかった。
「もー 遅くなったわ」
と思ったことはこれからの帰り道の序章。
JR京都駅では改札にこそ入れたものの、ホームに上がる階段の前から長蛇の列で、いったい何に並んでいるのかもわからない状態。
「この入り口が混んでるんやね」
と思い、改札を出て2階の改札に回ってみた。どこも一緒だったのでとりあえず列の最後に並んでたら、
「これは何処に並んでるのですか?」と聞かれ、
「私も自信ないけれど、琵琶湖線、湖西線だと思いますよ」と答えて
しばらく並んでいたけれど全く動かない。
運行掲示板には90分遅れとか、120分遅れと書かれたままなので、
「多分この人数からして乗れないだろうな」と思い、
勇気を出して列を離れ地下鉄→京阪で帰ることに決めた!
これが我ながらナイスな判断だった。
もしあのままずっと並んでいたら…
1時間後くらいに電車に乗れても、山科(京都駅から一駅)までも到着できず、列車の中で5時間も6時間も閉じ込められ、挙句の果てには氷点下の夜中に線路を歩かされ、山科まで無事に到着してもすでにタクシーはおらず、山科駅で一夜を明かすことになったのだと、今朝ニュースで知った。
結局、地下鉄は遅れはしたもののちゃんと烏丸御池までいことができ、そこから東西線に乗り入れている京阪電車に乗り換え、びわこ浜大津駅まで行くことができた。
京阪電車の中は私と同じことを考えている人で殺人的に混んでいた。
足も置けないほどぎゅうぎゅうで、途中で頭が痛くなった。
ただひたすらものを考えないように、柳のように、満員電車の中で身を任せていた。(これはかつて若き頃、阪急電車神戸線で通勤している時に身に着けた術)
職場を出て最寄り駅についたら雪国が待っていた。そして2時間半かかって家に帰れました!
でも家に帰れて本当によかった。お風呂に入ってお布団で寝られる幸せを改めて感じた。
ありがとう!
京都地下鉄さん、京阪電車さん ありがとう!
一緒にぎゅうぎゅう詰めの電車に乗っていた人 お互い帰れてよかったですね。
JRに乗ってしまった人 お疲れ様です。
いろんなことが起こりますが、必ず夜明けは来るもので、また新しい一日が始まります。
今朝の様子